05. 最近のアイドルについて(女の子編)

 

 

 

こんにちは、꽃무늬です。

 

 

 

お久しぶりのご挨拶になってしまいました。前回が記事としては3回目の更新という事で今回は4回目なわけですが、みごとに三日坊主達成です。〈三日坊主〉という言葉がなぜ存在するか、よく分かったような気がします。

 

 

 

さて、そんなこんなで今回はタイトルにもありますように〈最近のK-POPアイドル〉についてお話ししていきたいと思っています。長いので2部に分けまして、今回は女の子編、次回男の子編を書く予定です。

 

 

 

 

 

まず、最近のK-POPアイドル(以下:Kドル)を語る前に、皆様にそもそもの流れをお伝えしなければなりません。ただ、私はまだまだこの世に生まれて数十年の青臭い小娘なのでH.O.Tもジェクスキスもリアルタイムで応援してはおりません。なんなら東方神起が今の体制になったこともなんとなくな感じです。

 

 

 

なので、私が今回お伝えするのは第二次K-POPブームと呼ばれている(?)日本に少女時代やKARAが輸入されてきた頃からのお話をしたいと思います。

 

 

 

注意 : ここから先はあくまで私個人の考えであって、感じ方は人それぞれです。特定のグループを誹謗中傷することはしませんが、不快な思いをされてしまったらすみません。という事を理解してくだされば幸いです。

 

 

 

 

 

 

まず、2010年辺りで日本にK-POPブームを持ってきたのが少女時代、KARAの2グループでした。そこに加えて、韓国ではWonder Girls(以下:ワンガ)やBrown Eyed Girls(以下:ブアゴル)、4minute(以下:ぽみに)、Secret、そして2NE1がそこそこ知名度も人気もあるといったところだったと思います。

 

 

 

当時はどちらかというと濃いめのギャルメイクをしたガールクラッシュでセクシーなグループが多かったですね。KARAやブアゴル、ぽみにはそういうコンセプトの曲が多いと思います。というか、文化的にそういうのが許されるようになった時代だったのかな?と思います。逆に、汚れのなさを徹底的にイメージ作って売り出していた少女時代の様なグループは珍しかったはずです。そんな中で色々ぶっ飛んでるワンガとクラッシュし過ぎな2NE1はある意味めだっていたと思います。差別化と言う意味では上手な売り方でしたよね。

 

 

 

翌年から出てくるのがT-ara、Sistar、f(x)、MissAです。この頃から音楽のジャンルが変わってきましたよね。クラブで楽しく踊りましょ、みたいな。ノリが全て、みたいな。歌詞に意味はなくてもノリで押し通そうみたいなそんな歌が全体的に多かったし流行っていたと思います。そして、少しずつセクシーの種類が若い子たちの羽目外しちゃったてへ!からお姉さんの色気あるセクシーに変化していった様に感じます。Sistar19なんかが分かりやすいでしょうか。

 

 

 

その次はApink、Hello Venus(以下:ハロビ)のキュート!元気!ゾーンです。もちろん既デビュー組は綺麗系セクシーコンセプトのほのかな流行りに乗っているのでブレてはいないんですけど。少女時代以来なかったキュートなコンセプトをなんと言われようと守り抜くApinkが登場したのです。肌を出すことだけがガールズグループじゃねえ!と思い出させてくれたのがApinkだと思います。次にその流れで出てきたのがハロビですが、最初の3作は良かったんです。可愛くて。明るくて。キラキラしてんなあと思ったのがハロビでした。でも色々あってメンバーが入れ替わってからは18禁レベルのセクシー系に転身したので、まあ、後ほどハロビだけの記事を書こうと思います。このことは非常に重い問題なのです。

 

 

 

個人的にこの頃のMissAもとても好きです。彼女たちの〈남자 없이 잘 살아〉という曲があるのですが、だいたいKドルの歌は誰が歌ってもそれなりになると思うんです。言ってしまえば歌わされてる感があるから、似合ってるとか似合ってないとかじゃなくてコンセプトだから。だから前作でセクシーやってた人たちがキュートるんるんってのを平気でやり出すわけです。でもこの曲に関しては、私はMissAしか歌えない曲だと思います。仮に実際は裏で男がいようが、見てる人にこの子たちカッコイイと思わせたら勝ちでしょう。だからこそ、この曲は彼女たちにしか消化できない曲だったと思います。

 

 

 

話が逸れてしまいましたが、ここから先はまた本題に戻ります。そろそろ来ますよ。時代の象徴たちが。正直ここからは第三次アイドル期に入ると私は思っています。個人的にはずっとKぽブームが来ていたので明確な分かれ目はないですけど、明らかにこれ以前よりスタイリッシュでスマートなんですよね。女の子に使う言葉としては違うかもしれませんけど。

 

 

 

この辺りでやってくるのがNine Muses(以下:ナイミュ)、Girls' Day、EXIDです。どれも前からあるグループですがタイトル曲がヒットして後の代表曲となる曲ができたのがApink、MissAのブレイクよりも後だと思います。まあ、Apinkも実際にはNo No Noからなのでこのラインに入ってくるんですけどね。2013年頃です。

 

 

 

Girls' Dayはようやく実ったとも言えるし、キュートなコンセプトを諦めたとも言えますね。もちろんセクシーコンセプトが合っていたからこそ、曲がよかったからこそですが、それ以来セクシーコンセプト以外当たらないのは少し残念でした。バラードも悪くなかったんですけどね。セクシーのイメージが強すぎるから。これと同じことがEXIDにも言えます。ですが、彼女たちは〈위아래〉以来、似た様な曲を出し続けているのでまだなんともいえません。ナイミュは割とどのコンセプトも悪くないです。〈Wild〉のガールクラッシュもよかったし、その後の〈Drama〉もうまく消化しているんですが事務所がちょっとね。

 

 

 

お次が同じ様なことになってるAOAと、Red Velvet辺りかな。個人的にはバンドのAOA好きでした。でも、一度セクシーに走ったら走り切らなきゃね。Red Velvetは迷走中?最初彼女たちが出てきた時はf(x)でもいい様な曲なのにわざわざ新しいグループ作る必要あるのかと思いましたけど、この時期SMさん色々ありましたしね。f(x)は後のソルリの事もあるし、4人体制になってから出した一発目の曲が〈4Walls〉なのを見るともうあのコミカルで不思議な可愛さを持つRed Velvetの楽曲はf(x)の感じではないんだなとは思いました。ただ、今までずっとSMのアイドル達を見てきて何となく感じてきたSMだけの良さというものを彼女たちが持っているかと言えば私は首を横に降るでしょう。事務所の名前だけで売ってる感も否めません。f(x)を失敗作扱いしてた割には次に出したガールズがこれってどうなのよとはなりますね。曲は好きですけど、なんか、毎回カムバの度に考えさせられるグループです。早く彼女達の色を見つけて、唯一無二のグループになってくれることを祈っています。

 

 

 

2015年頃から最近辺りで光ってるのはやっぱりMAMAMOOじゃないでしょうか?歌唱力、ビジュアルのバランスやインパクト含めて頭ひとつ抜けてます。あと、コンセプトがレトロ調なのも良いです。そしてlovelyzやCLC、TWICE、Oh My Girlなどの〈◯◯の妹〉たちもデビューして来ましたね。この中だとまあTWICEでしょうか。話題性としては申し分ないですし、事務所のガールズが今彼女たちしかいないからなのか推されようが尋常じゃない。ちょっと異常ですよね。なんか、人気グループに仕立て上げられてる感が強くて彼女たちの今後のメンタルが心配です。あとはまあ、CLCも事務所ですよね。悪くないんだけどよくないって、それはそれで問題ですよ。でも最近出した〈SUMMER KISS〉っていう歌は爽やかで昔のK-POPみたいで好きでした。変に格好つけないで可愛子ぶらなくても可愛いグループだと思うんですけどね。そして、GIRLFRIEND(以下:ヨチン)ですよね。歌はとても好きです。なんとなく口遊んでしまう中毒性もあって、メンバーそれぞれキャラも濃くて。ここにBlackPinkも入れようかなと思ったんですけど、事務所の先輩と同じくクラッシュし過ぎなグループなのでちょっとこの流れとしては抜かしておきますね。彼女達も記事ひとつ書けそうなくらいはとても好きで応援しています。

 

 

 

で、まあ上記の妹グループの特徴として、セクシーコンセプトをやってないんですよね。ごめんなさい、CLCはやってるんですけど、あれはもう気の迷いだと思うんですよ。だからとりあえずノーカウントでお願いします。で、どちらかというとキュートで元気でとても純粋に女の子らしいんですよね。これが、もう最近になってくるとLABOUMだったりBerry Goodだったり、DIAだったり。もっというとGuGudanやPRISTIN、Wiki Mikiなんかも出てきてもうキュートで元気の洪水状態ですよ。

 

 

 

さて、本当に本当にここからがこの記事のメインテーマである最近のアイドルについてお話ししていくわけですが、私が提示したい内容として〈セクシーコンセプトはどこへ行ったの?〉というのを挙げさせていただきます。

 

 

 

たまたま今日テレビで2017年9月半ば放送の〈人気歌謡〉を目にしたのですが、そこでは、ヒョナの배배とソンミの가시나以外セクシーな振り付けのものすら見ることはなかったです。なんでだろう。あれほど流行っていたのに。多分、みんながセクシーコンセプトを望まなくなったわけじゃない。女の私ですらセクシーコンセプトはうまく消化できていれば美しいと思うし、現にヒョナもソンミも綺麗だと感じる。でも今、ソンミが〈24시간이 모자라〉でカムバして、果たしてあの頃の衝撃と感動を得られるかといったらそうではないかもしれないと私はふと、考えます。

 

 

 

もう一度言いますが、やはりセクシーコンセプトが望まれていないわけではないと思います。ただ、あの頃の何でもいいから一発当てれば人気者みたいな風潮がなくなっただけ。それを、身をもって教えてくれている先輩がいるだけ。それだけだと思います。

 

 

 

もちろん時代は流れるし、流行ってそういうものだからきっと2年後くらいにはまたセクシーコンセプトが流行りだすかもしれないですし、未来はどうなるかわかりません。今のようにキュートと元気の洪水状態もきっと飽きがくるし、他グループとの差別化が出来てないのでここまま、ということはないと思います。

 

 

 

ギャルなセクシーからスタイリッシュで洗練されたセクシーに変化を遂げて来たからこそ、次のセクシーコンセプトもまた新たな形で生まれて消えていくでしょう。それでも私は、例え無自覚だったとしても先陣を切って来た彼女たちを素敵だと思うし、短命な命を別の方法で繋いで行ってくれたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

まとまりがなくなってしまいましたが、これを書いていて思ったのは全盛期を共にした()グループの大半が現在は解散、メンバー脱退などで見れなくなってしまったんですね。あの頃にはもう二度と戻れない。たった数年前のことなのに。日本と違って入れ替わり立ち替わりの激しいK-POP業界で今を全力で生きる彼女たちの命が尽きるその時まで、応援し続けられたらと思っています。では、以上 꽃무늬 でした^ - ^ 🌿